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ホーム > 採用情報 > 弁護士採用 > 弁護士インタビュー > 辻野真央弁護士(69期)

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人が環境を形づくる。

人として、弁護士として、

今後も飛躍していきたい。

辻野真央弁護士Mao Tsujino

アソシエイト 第一東京弁護士会: 2016年登録(69期)

プロフィール詳細

2016年12月入所。1989年生まれ、東京都出身。危機管理・不祥事対応を中心に、訴訟・紛争、ジェネラル・コーポレート分野をはじめとする多様な分野の案件に携わる。

入所動機について

Q1法曹三者の中で弁護士を選んだのはなぜですか。

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私は、大学時代から検察官を志望して法曹の道を志しました。被疑者・被告人の更生という点に重きを置き、社会正義の実現に寄与できる仕事の素晴らしさに惹かれ、99.9%検察官になるつもりで修習にも臨みました(笑)。しかし、実際に取調べを体験したり、公判を間近で見学したりする中で、起訴又は不起訴の決定後も被疑者・被告人の更生に携わることが可能であるのは、むしろ弁護人の方であることを実感することになりました。これに加えて、弁護修習先の先生が執務される姿を間近にしたり、当事務所の弁護士から話を聞いたりする中で、「個々の案件を通じて、依頼者から感謝されることに一番のやりがいを感じる。」と断言される先生方を前に、自分自身も、人に喜んでもらえる仕事をしたいと思って法曹を目指したのだという原点を再発見し、最終的には弁護士を志すに至りました。

 

 

Q2就職先として長島・大野・常松法律事務所を選んだ理由は何ですか。

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ロースクールの3年次に、当事務所のサマー・インターンに参加した経験が大きかったと思います。ロースクールに入学してはじめて、企業法務を中心に扱う大規模事務所があるということを友人から聞き、当時の印象としては、いけすかない人間が行くところであるとのレッテルを貼っていたのですが(笑)、食わず嫌いはいけないと思い、複数の大規模事務所のサマー・インターンに参加してみました。5日間という短い間でしたが、「対会社の仕事では人と働いているという感覚が得られないのではないか。」という当初抱いていた懸念を払拭するには十分な時間であり、「会社を構築しているのもまた人である。」という当然の前提を再確認できた貴重な期間でした。一口に企業法務といってもその内容は様々であり、かつ、人との関わり方も様々です。会社の運営や新事業について、会社内外の人と一緒にプロジェクトに関わる面白みがあるコーポレート/M&Aやファイナンス分野、会社と個人とを取り巻く法律関係が問題となる訴訟分野、個人がもたらした不祥事を会社内外との関係でどのように対処するかがキーとなる危機管理・不祥事対応分野、会社内外の関係者との利害調整のもとで会社組織の再建に携わる事業再生分野と、代表的なものを挙げてみても、その働き方という点において一様ではありません。そうした大規模事務所の業務の多様性に惹かれ、また、「会社を動かす『人』」と働くことには変わりないのだと、サマー・インターン前に抱いていた印象とのギャップに惹かれた面がありました。

また、長島・大野・常松法律事務所に限っていえば、サマー・インターンにおいて、メンター(アソシエイト)とボスメンター(パートナー)の二部制を採って、きめ細やかにお世話をしていただいたことや、課題へのフィードバックをしっかりと行ってくださったこと等から、非常に面倒見の良い事務所であるという印象を抱いていました。また、仕事一徹の生真面目な方々ばかりというのではなく、ミーティングでも飲み会の席でも、パートナー、アソシエイト問わずざっくばらんにお話をしていただけたことから、バランスの取れた方が多いとの印象もありました。そうした雰囲気が居心地良く、また、希望していた危機管理・不祥事分野に第一線で活躍されている先生方が多くいらっしゃったのが入所の理由となっています。

事務所の教育体制について

Q3事務所の教育体制はどのようになっていますか。

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教育体制としてまず挙げられるのは、育成グループの存在です。入所2年目から(1年目は仮配属)留学前のアソシエイトは、若手教育の一環として何れかの育成グループに配属され、グループに所属するパートナーや先輩アソシエイトからOJTにより指導を受けます。具体的には、案件のアサインを通して、クライアントへの接し方から案件の進め方について助言を頂いたり、作成した成果物をレビューしていただくことで(時には真っ赤になって返ってきますが(苦笑)。)、文書作成能力を高めるためのアドバイスを頂いたりします。一方で、事実の把握や法的リサーチでは、むしろ若手アソシエイトが積極的に主導して先輩方との議論の土壌づくりを行いますが、その過程でも、パートナーや先輩アソシエイトからは、若手では気付かない着眼点からの指摘を頂くため、日々勉強させていただいております。

また、育成グループに限らず、自身が専門的に取り組みたい案件の分野については専門登録を行った上で案件のアサインを受けるという専門登録制度があり、知的財産、中国法務、税務に関しては、ホットトピックや最新判例を共有して日頃の執務に活かすためのプラクティスグループ制度もあります。その他、各種勉強会やセミナーが定期的に開かれているため、知的好奇心を満たすには最適な制度が整っています。

さらに、同室パートナー制度も当事務所の特徴の1つとして挙げられます。これは、1年目の新人アソシエイトが育成グループのパートナーと執務室を2人でシェアすることから名付けられたもので、パートナーと一緒の案件に携わっているかどうかに限らず、パートナーの執務を間近に見ることができるという意味で非常に有意義です。パートナー、依頼者間における電話等のやりとりはもちろんですが、先輩アソシエイトがパートナーに対して報告する姿を見て、弁護士としての仕事の進め方、また、社会人1年目としての立ち振る舞いを学ぶ機会となりました。同室だったパートナーとは、今でも折に触れて、元同室同士が集まって○○会(留学壮行会や新旧同室会等)を開催している他、仕事上の悩みを相談したり、日常生活でのちょっとした雑談も気軽にできる良い関係であると思います。

業務内容・やりがい

Q4希望していた仕事ができていますか。

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先ほどお話させていただいたように、もともと検察官志望であったこともあり、危機管理・不祥事対応の分野には強い興味がありました。すでに発生してしまった不祥事に対する原因究明を行い、再発防止策を提示すること、あるいは、不祥事の発生を予め防止するための制度設計を考案することは、案件の大小を問わず共通するプロセスといえますが、いずれの案件においても、膨大な資料からどのような事項についてヒアリングするかを見定め、必要な事実を収集して、最終的には、会社にとって何が最善の策となるかを考えることは、非常に意義深い仕事であると思っています。判明した事実を前提に、時には涙する従業員を前にして手厳しいことを言わなければならない場面もあれば、専門技術的な分野について、会社の方の知見を教えてもらう場面もあります。多種多様な案件の中で、人の機微に触れ、資料を読んだだけでは分からなかった事実が解き明かされていく場面に立ち会える瞬間は、やはり弁護士として楽しみを覚える一時であるといえます。

また、入所後1年で携わった案件は、危機管理・不祥事対応の案件ばかりではありません。ジェネラル・コーポレートといって日常的に会社が直面する法律問題についてタイムリーに解決策を提示したり、訴訟案件では、労働紛争において相手方の主張がいかに不合理であるかを説得的に主張するため準備書面を作成したり、ファイナンス分野においても、外国社債の発行やリートの上場案件に携わったことで各取引の手続の流れを学ぶことができました。そうした経験は、「以前に似たような案件に関わったな。」という積み重ねの一部となりますし、翻って、どのように会社の危機対応を考えるべきかという視点を養う契機にもなります。今後も、多様な案件を通して人間的にも成長していきたいと思っています。

女性としての働き方

Q5ワークライフバランスはどうですか。

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入所前には、「土日も休みなく働かなければならないのではないか。」「趣味を楽しめる時間などあるのか。」と不安に思っていた時期もありましたが、いざ入所してみるとそのような懸念は、(個人のライフスタイルとタイミングにもよりますが)杞憂に過ぎなかったなと思います。たしかに、案件が佳境に入ってくると、土日も作業の必要が生じることもありますが、休息なしには人間誰しも100%の力を出し続けることはできません。土日には、趣味の温泉、旅行、美術館巡り、買い物、ホットヨガ等でリフレッシュをして、平日に100%の力を出し切れるようにしています。

また、入所2年目に入籍をしたことから、今後の出産や育児を見据えて、女性弁護士の先輩方に働き方についてお話をお伺いする機会も多いのですが、皆さんアグレッシブに仕事も家庭も両立されている印象が強いです。お子さんが小さいうちは、隔日勤務にされたり、9時から17時まで勤務した後、お子さんの保育園のお迎えをしてから、自宅のパソコンで事務所のサーバーにアクセスできるリモートアクセスを利用して執務される方もいらっしゃいます。加えて、当事務所では、女性弁護士に限らず男性弁護士もご家庭を大切にされている方が多く、事務所全体の雰囲気として、家族との時間にプライオリティを置くことへの理解があると感じています。

最後に

Q6最後に、これから弁護士を目指す方に一言お願いします。

迷いに迷った末に決めた進路ですが、迷ったときはいつも自分が本当にしたかったことは何か、今後していきたいと思うことは何かを考え、当事務所でそれが実現できるかを問いかけたとき、常に真摯に相談に乗ってくれたパートナー、先輩アソシエイトの存在があり、その方々の助言が私を後押ししてくれました。当事務所に入所した今も、同期にも恵まれ、パラリーガルや秘書の方にも大変お世話になっていますが、良好な職場環境の中で執務できている今を当たり前と思わずに、今後も日々精進していけたらと思います。これまで受けてきた恩を後輩の皆さんにも返していきたいと思っていますし、それがこのインタビュー記事を読んでいるあなたであったら嬉しいなと思います。