ブラジル

ブラジルは2000年代に入りBRICsと呼ばれた著しい経済発展を遂げた国の一つです。歴史的には、20世紀初頭から多くの日本の移民が入植した国で、ブラジルには200万人の日系人が居住すると推定されており、ブラジルにおける日系人の活躍等により、ブラジルは親日の国といって差し支えないと思います。ブラジルには、豊富な天然資源のみならず、2億人を超える人口を有し、南米最大の魅力的なマーケットでもあります。

ブラジルでは、腐敗防止法、個人情報関連、労働法制など重要な法改正が相次いでおり、日本企業によるブラジルにおけるオペレーションにも大きな影響を与えています。日本から見ると、ブラジルは、物理的な距離も遠く、また、時差もあり、日本企業にとってなかなか目の行き届きにくい国ではありますが、当事務所では、現地法律事務所へ出向した複数の弁護士がおり、現地で蓄えた知識・ノウハウや、現地の有力な法律事務所との間のネットワークなどを活かして、日系企業のブラジルでの事業展開をリーガル面から支援しています。

当事務所は、現地子会社の設立に関する助言、現地企業との合弁事業立上げや技術提携やその解消、M&A取引（企業結合規制を含む）、外為規制に関する助言、紛争処理、労務関係対応など、多岐にわたるサービスを提供し、日系企業のブラジルにおける事業活動をサポートしております。