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ニュースレター

シンガポール国際仲裁に関する最近の動向

NO&T Asia Legal Update アジア最新法律情報

著者等
青木大
出版社
長島・大野・常松法律事務所
書籍名・掲載誌
NO&T Asia Legal Update ~アジア最新法律情報~ 第13号(2014年4月)
業務分野
※本ニュースレターは情報提供目的で作成されており、法的助言ではありませんのでご留意ください。また、本ニュースレターは発行日(作成日)時点の情報に基づいており、その時点後の情報は反映されておりません。特に、速報の場合には、その性格上、現状の解釈・慣行と異なる場合がありますので、ご留意ください。

1.2013年のSIACの動向
シンガポール国際仲裁センター(SIAC)は順調な発展を遂げているようである。本年2月に公表されたSIACの2013年年次報告書によれば、2013年の新件数は前年度比約10%増加して259件となった。平均的な係争額も2012年の15.36百万シンガポールドルから2013年には24.44百万シンガポールドルに大幅に増加し、個々の案件自体も大型化・複雑化していることが推察される。争点は一般的商取引に関するものが約4割、会社・JV 関係が約2割、海事関係2割、建設関係1割というような状況で、伝統的に仲裁条項の採用が多く認められてきた海事・建設分野に限らず、業界普遍的にSIAC仲裁条項が用いられつつあることが窺われる。また、2011年以降に締結された契約に関する紛争が約6割を占め、近時締結された契約に関する紛争が比較的短期間で仲裁に至っている傾向もみられる。

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