塚本宏達 Hironobu Tsukamoto
パートナー(NO&T NY LLP)/オフィス共同代表
ニューヨーク
NO&T―Clark Hill 共催セミナー
PFAS、そして「永久化学物質(フォーエバー・ケミカル)」とも呼ばれる、ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキルへの対処に関連する規制および責任を検討することは、米国および世界におけるビジネスに大きなチャレンジを提示していると言えます。米国環境保護庁(「EPA」)は、近時、2つのPFAS化合物を「危険性がある(hazardous)」とする規則を最終化しており、これを踏まえた責任の検討が必要となります。この他にもEPAは、飲料水において最も一般的に見られるPFAS汚染に関連した汚染除去基準の策定に関するガイダンスを公表しました。これら近時の規制の発展の結果、その有効性を争う活動や、それに対する応答も予想されるところです。
さらに、米国50州にわたるPFASの規制も、固まったものと言いがたい状況です。世界的に見れば、EUその他の国々は、PFAS汚染を管理するための実行可能な枠組みの策定に苦慮しています。上記の規制のための努力は、米国の州および連邦裁判所において数多くの訴訟が進行しているなかで行われており、そのことによって、さらなる不確実性が生じているとも言えます。近時は、汚染除去の義務と技術の基礎をなす科学、そして土壌と地下水におけるPFASの広範な存在に関連して疑問が生じており、政府、民間を問わず、PFASの意図しない排出への対処や公衆衛生の保護をどのようになすべきかについて苦慮しているところです。
本セミナーでは、以下における重要な取組みに焦点を当てて議論します。
1)主要な法的手続を含む、米国におけるPFAS規制の最近の進展
2)世界的なPFAS規制の最近の進展
3)現在進行中の、および検討されている取引の一部として、PFAS問題に対処することを含め、現在、企業が行うべき事項
米国から、PFASを含めた環境規制、環境問題対応に経験を有する弁護士を招き、参加者が、随時変化している状況下での、PFAS規制に関連する検討事項およびその責任に関する検討事項の基本的な理解を得ることができるよう試みます。
(所要時間:約100分)
なお、本ウェビナーは2024年6月28日に収録したものです。
第1部 講演
講師:Ronald A. King
第2部 パネルディスカッション
モデレーター:塚本宏達
パネリスト:Ronald A. King、本田圭、緒方絵里子
質疑応答・名刺交換
日本語・英語(日本語での補足説明あり)
法曹倫理国際シンポジウム東京 2025 「司法における技術と倫理」シリーズ(その3)「ビジネス法務と社会正義―AI と共に」
板谷隆平
オンライン
宮城栄司
オンライン
日本ナレッジセンター セミナー
宮城栄司、渡邉啓久
銀座フェニックスプラザ及びオンライン(後日動画視聴も可)