
澤山啓伍 Keigo Sawayama
パートナー/オフィス代表
ハノイ
NO&T Asia Legal Update アジア最新法律情報
TPP協定の暫定案文が公表され、その内容について日本でも様々な議論がされているが、参加国の一つであるベトナムにおいても、TPP参加によるメリット・デメリットについての議論が様々なされている。ベトナムにとってのTPP参加のメリットとしては、他の参加国への輸出に係る関税が撤廃・軽減される点が強調されている。特に、アメリカ・カナダ向けの縫製品及び靴については、これまでアメリカ向けには17.5%、カナダ向けには17%の関税がかかっていたものが、即時又は順次0%になることにより、これらの国への輸出の拡大が見込まれている。これを見据えて、外資による縫製工場の建設案件も増えているように見受けられる。
他方、TPP協定では関税以外の分野においても様々な合意がなされている。特に、ベトナム市場への進出、事業拡大を狙う日本企業にとっては、TPP協定においてこれまでよりも広い内容でのサービス業に関する市場開放が約束されたことは、大きなメリットが期待できるところである。また、TPP協定ではビジネス関係者の一時的な入国に関する制度の改善も誓約も盛り込まれている。
以下では、これらの点について概説する。
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