お知らせ
10月24日、オークラ・ガーデン・ホテル上海において、当事務所はボストン・コンサルティング・グループと共に中国企業による日本企業の買収をテーマとするセミナーを主催しました。
その背景は、昨年秋から本年初めにかけて、当事務所が上海電気(中国第3の国有企業)を代理し民事再生法手続中の秋山印刷の営業譲受に成功したところ、それが中国の国有企業による日本企業の買収の第1号であったため、他の多くの国有企業と上海市政府の注目を浴びたことにあります。上海市政府が後援し、上海電気、上海光通信、上海有色金属、上海船舶工業など有力な国有企業約30社の幹部ら約40人が出席しました。
このセミナーにおいて、当事務所の長島安治、森田耕司、松岡政博の3弁護士及びボストン・コンサルティング・グループの今村V.P.が講演し、中国企業にとって日本はM&Aの有望な市場であることを紹介しました。特に関係法的手続や日本に特有の雇用関係について詳しく説明し、出席者からの多くの熱心な質問に答えました。