icon-angleicon-facebookicon-hatebuicon-instagramicon-lineicon-linked_inicon-pinteresticon-twittericon-youtubelogo-not
SCROLL
TOP
Publications 著書/論文
会員登録 ログイン
全文ダウンロードは「Legal Lounge」の会員登録/ログインが必要となります。
ニュースレター

Final Order事例からみる英国国家安全保障・投資法の現在地

NO&T Europe Legal Update 欧州最新法律情報

NO&T Corporate Legal Update コーポレートニュースレター

※本ニュースレターは情報提供目的で作成されており、法的助言ではありませんのでご留意ください。また、本ニュースレターは発行日(作成日)時点の情報に基づいており、その時点後の情報は反映されておりません。特に、速報の場合には、その性格上、現状の解釈・慣行と異なる場合がありますので、ご留意ください。

1.はじめに

 英国国家安全保障・投資法(National Security and Investment Act 2021)(以下「NSI法」といいます。)が施行されてから早や1年が経過しました。同法には、米国のCFIUS/FIRRMAと比べてもさらに広範な適用範囲が定められていますが、施行から本稿執筆時までの1年余りの間に下された15件の最終処分(Final Order)を分析することで、同法の運用に関する英国政府の姿勢が見えてきます。その特徴として以下の4点を指摘することができます。

  • 取引中止権限を積極的に行使していること。
  • 英国外の取引に関しても審査・処分を行っていること。
  • 多様な取引類型において処分を下していること。
  • 事案の性質に応じた柔軟な処分内容が見られること。

 本稿では、NSI法の構造を簡単に整理しつつ、15件のFinal Orderの実例を交えてNSI法に関する英国政府の実務運用について分析していきます。

続きを読む

この内容は「Legal Lounge」会員限定コンテンツです。会員の方はログイン後にご参照ください。会員でない方は、会員登録完了後にご覧いただけます。

会員登録 ログイン

弁護士等

M&Aに関連する著書/論文

M&A/企業再編に関連する著書/論文

海外業務に関連する著書/論文

ヨーロッパに関連する著書/論文

決定 業務分野を選択
決定